かぴろぐ

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これまで読んだマンガの紹介などをゆるゆると。

『ほっぺにチューボー!』の感想

 

 

今回は『なかよし』で連載していた『ほっぺにチューボー!』について綴っていきます。

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『ほっぺにチューボー!』は不器用なクッキングストーリー

 

概要・あらすじ

・タイトル:ほっぺにチューボー!

・作者:おおうちえいこ 先生(原作:夏川涼香 先生)

・掲載:なかよし(2002年4月号~2003年10月号)

・単行本:全3巻

 

主人公のヤミーはレストランの一人娘。

コックの父と料理好きの母を持つが、とにかく不器用で料理が大の苦手。

ある日、大好きな幼なじみの剛のサッカーの試合にお弁当を差し入れることになるが、一晩かかっても完成できずに大ピンチ!

そんなヤミーの元に、お母さんのエプロンから料理の精・ホッペが現れて…!?

 

主な登場人物

・矢吹 美味(やぶき みみ)

通称ヤミー。レストランの一人娘。料理が苦手だが、ホッペとの出会いをきっかけに特訓を始める。剛のことが好き。

・ホッペ

ヤミーのお母さんの形見のエプロンに住む料理の精。ヤミーの料理を手伝う。エプロンを着けている人にしか見えない。

・天高 剛(てんたか つよし)

ヤミーの幼なじみ。サッカーが得意で女の子にモテる。

・服辻 まい(ふくつじ まい)

ヤミーと剛のクラスメイト。料理学園の娘で、剛のことが好き。ヤミーに敵意を抱いている。

・ミッシェル

ヨーロッパ連合代表のサッカー留学生。セシルの兄。ヤミーに一目惚れする。

・セシル

フランスで天才料理少女と呼ばれる。ミッシェルの妹。剛を追いかけて日本にやってきた。セシルのエプロンにも料理の精・シューが住んでいる。

・風間 一青(かざま いっせい)

中学でヤミー、剛と同じクラスになる。料理が得意。剛に好意を持っており、ヤミーのことが気に食わない。

 

『ほっぺにチューボー!』の感想

 

先日このようなツイートをしたところ…

 

「『ほっぺにチューボー!』私も好きでした!」というリプを何件かいただいて、ブログを書きたくなりました(単純)。

 

この作品は元々2001年5月号のなかよしの別冊付録『ポケットなかよし』に掲載されていた読み切りだったみたいです!

私は2001年はまだなかよしを読んでいなかったので詳しい情報がわからず残念ですが、読者から好評で連載化したのかしら?(*'ω'*)

 

なかよしはお料理マンガが多いイメージです。

パラダイス・カフェ』とか『キッチンのお姫様』とか…

とくにこの『ほっぺにチューボー!』は私も姉も大好きな作品でした。

 

ヤミーが料理の精・ホッペと「ほっぺが落ちても知らないぜ!」を合言葉にさまざまな料理を作るのですが、この合言葉のタイミングでヤミーの服や髪型も変わるんですよね。

このヤミーの変身がどの話も可愛かったので毎回楽しみでした。

 

内容はあらすじの通りなのですが、毎回の話の展開としては

 

①イベントが発生する

②ヤミーがライバルの言葉に揺さぶられる/失敗を犯す

③剛とケンカになり泣く/自信喪失して泣く

④ホッペと一緒に作った料理を剛に食べてもらい仲直りする/立ち直る

 

という流れが大体のテンプレです。

いい意味でわかりやすいので、子どもでも深く考えずに読めるところも人気な理由のひとつだったのかもしれません。

 

ですが、この③は毎回ちょっと嫌な気持ちになります。

ケンカの発端のほとんどがヤミーであるとはいえ、泣いたり苦しんだりしている主人公はあまり見たくないですから…。

 

ちなみにヤミーたちは1巻では小学5年生、2巻では小学6年生、3巻では中学1年生・2年生…とどんどん成長していくのですが、正直物語の中盤まではヤミー自身の成長はあまり感じられません。笑

ヤミーは泣き虫で誰かの意見に影響されやすく、考えなしに悪い方向に突っ走ってしまう性格の持ち主です。

自己嫌悪から剛やホッペに八つ当たりすることも多々あります。

 

たとえば2話(1巻)のピクニック回。

ライバルのまいがヤミーに対し「ソースたっぷりのコロッケを作って、口に付いたソースを拭ってあげるタイミングで剛くんのキスを狙うの」と発言します。

ヤミーは剛とまいをキスさせまいと阻止しようとするのですが、ホッペに「あたしが剛とキスできるお弁当考えてよ!」と無茶ぶり。

なぜそんな考えになるのか…。笑

 

さらに8話(2巻)の運動会回。

剛を追いかけてフランスからやってきたセシルの登場にヤミーは動揺が隠せません。

次の日に剛から「運動会なんの種目出るの?」と聞かれますが、そんなことよりもセシルと剛の関係が気になって仕方ないヤミーは「運動会なんてどうでもいいよ!」と急に激怒し、そのまま一方的なケンカに発展。

これには剛も「なんで運動会の話しただけで怒るんだよ」と呆気にとられます。

 

さらにさらに11話(2巻)のバレンタイン回。

剛に作ったチョコを渡す直前、ライバルのセシルに「私はフランスから取り寄せた最高級のチョコを剛に贈るのに、あなたはただの素人の手作り?」と煽られます。

「あんなの恥ずかしくて渡せないよ!」と夜遅くに家を飛び出して遠くのお店のチョコを買おうとしますが、目当てのお店はクローズ。

この間、ヤミーのお父さんやクラスメイト、剛はみんなで家に戻らないヤミーを探してくれていました。

 

どの回においても、ヤミーはまずは剛に自分の気持ちを伝えるべきなのに…。

こうした気付きは作中でホッペが教えてくれます。

大人になってからホッペの言葉を読み返すと、意外とジーンとくるものがありますよ。

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このようにヤミーは他人の言動で気持ちが不安定になってしまう描写が多かったので、もっと自分の意志でいい方向に動けるようになってほしかったなぁ(^^;)

それに、他人がどんなにヤミーと剛を引き離そうとしても、剛がヤミーを誰よりも特別な存在だと思っているのは明らかです。

 

「オレはヤミーのが食べたいんだよ」

「これからもずっとヤミーの料理食いてーな」

「留学中ずーっとヤミーの料理が食いたかったんだ」

「ヤミーは大事なだけだ」

 

といった告白ともプロポーズともとれるような発言を多くしていますし、6話(1巻)ではヤミーにほっぺにキスもしています。

 

加えて、まいやセシルがどんなに豪華で美味しそうな料理を作っても、剛はほぼほぼヤミーの料理しか食べません。

可哀想だから一口くらい食べてあげて~とライバルたちに同情してしまうレベルに剛は他の人の料理には無関心です。笑

 

だからこそどんなに失敗してもケンカしても、ヤミーには「自分が剛に想われている自信」「自分が誰よりも剛を想っている自信」を持っていてほしかったと思います。

 

…ここまでいろいろ苦言を呈してきましたが、実際のところヤミーたちは小学校高学年という思春期の年齢。

この歳の男女が好きな人に対して簡単に素直になれるはずも、スムーズな恋愛ができるはずもない…ですかね。

 

この甘酸っぱくてもどかしい未熟な関係もヤミーたちが幼いからこそ。

ヤミーと剛がケンカしたりすれ違ったりするたびに「なんでお互いにさっさと告白しないの!?」とヤキモキしてしまいますが、これも子どもながらの稚さを表現した描写なのでしょう。

そこに親近感を持っていた読者もいたと思います。

 

「小学生だな~」と思えるシーンもいくつかありますよ。

8話(2巻)ではミッシェルが剛に「勝負だ。どっちがヤミーにふさわしいか」と勝負を持ち掛けるのですが…その勝敗を決めるのは運動会のリレー!

これはなんとも小学生らしくて好きです。笑

 

14話(3巻)では料理男子の一青が初登場。

一青はヤミーに剛との関係を聞き、恋人ではないと知ると「彼女じゃないんだ。俺にも望みあんじゃん!」と言い放ちます。

 

この発言を聞くと一青はヤミーのことが好きなのかと思いますよね。

私もミッシェルに続いてまた剛にも恋のライバルが現れるのか~と思ってました。

 

ところが、「あんたすっげ―ジャマ。天高くん(剛)の傍にいたらだめじゃん。天高くん狙ってるのはあんただけじゃないから」とヤミーに宣戦布告!

 

あれ!?ヤミーのことが好きなんじゃないの!?

いいえ、一青の想い人は剛のほうだったのです!!

 

その後の一青はというと、ヤミーが剛に近づけないようにありとあらゆる手段で嫌がらせを仕掛け、ヤミーのいない間に得意の料理でせっせと剛へのアプローチを始めます。

今思えば、あれは私が初めて触れたボーイズラブでしたね…。笑

 

一青のことは最初こそ嫌いでしたが、魔性の女から剛を守るためにヤミーと手を組んだり、剛がケガをして弱気になっているヤミーに「なんでお前が泣くんだよ。そんな弱い女なんかにぜってー天高くんは渡さねー」とヤミーを鼓舞したり。

剛のことが本気で好きであるがゆえに、なんだかんだヤミーの背中を押してくれる存在になっていました。

 

最終回直前の17話(3巻)では、ヤミーがケンカの流れで剛に泣きながら告白!

しかしヤミーは剛の返事を待たず、料理と手紙だけを渡してその場から走り去ってしまいます。

このとき剛は脚をケガしていたためにヤミーを追いかけることもできず…。

 

その後、剛は母の再婚とケガの治療のためにスイスに行くことになります。

見送りの駅のホームに一青はいますが、ヤミーの姿はありません。

 

え?ヤミー来ないの…?

告白の返事も聞いてないしケンカ別れしたままでいいの…?

と読者側はモヤモヤ。


ここで一青は剛に「オレ…天高くんが好きだよ」と告白。

剛は驚く素振りも見せずに「うん。サンキュー」とだけ返します。

う~ん、クール…。

 

そしてとうとう新幹線の出発時間に。

このタイミングで階段を駆け降りるヤミーが登場!


ヤミー!!剛のために料理を作っていたわけでもないのに!!

しばらくの別れになってしまうのに!!なぜ遅れてきたの!!

 

無情にもヤミーがホームに降り立った瞬間に新幹線のドアが閉まってしまいます。

顔を合わせることはできましたが、あのクールな剛の目には涙が…。

男の子が涙を流すシーンってグッときますよね。

 

結局ヤミーと剛は言葉を交わすこともできずにサヨナラとなってしまいました。

ここで二人が結ばれることはなく、最終回までお預けです。

 

…そして迎えた最終回はなんと一年後。

ようやくヤミーと剛が結ばれるときが来ました。

 

中学サッカーの決勝戦のために剛はスイスから帰ってくると信じて待つヤミー。

ホッペはもちろん、恋敵だったまい、セシル、一青、そしてミッシェル、お父さんに見守られながらお弁当を作ります。

 

そして決勝戦では、ヤミーが信じていた通り剛はケガを治して復帰!

見事優勝を果たした剛のもとに駆け寄るヤミー。

剛の好きなクリームシチューを包んだパイを渡します。

 

パイを食べた剛は一年前と変わらない笑顔で「うまい!」…

そして、「ヤミーの手紙が支えだった。それがあったから夢を諦めなかった。ヤミーが好きだ」と告白します。

読者としては「オイオイ!やっとか!!」という感じです。笑

 

告白と同時に剛は大胆にもフィールドでヤミーにキスをします。

そのキスシーンは見開きで大きく描かれているのですが、ヤミーはスプーンを落とす「ティン…」という音まで大きく書かれていてほんのちょっとシュール。

当時の私はこの「ティン…」がちょっとおもしろくて、感動的であるはずのキスシーンに集中できなかったなぁ…。笑

 

告白されたあとのヤミーの心理描写がまったくないのが残念ではありますが、なんだかんだ二人がちゃんと結ばれてくれてよかったです。

ライバルたちもなんだかんだ祝福してくれてると思います!

 

また、おおうち先生の画力は回を追うごとに向上しているように感じられます。

とくに料理の絵のクオリティがどんどんアップしているのでそこにも注目です。

 

さてさて。

作中ではヤミーが美味しそうな料理をたくさん作っていますが、単行本の巻末にはこんな感じで登場した料理のレシピがすべて掲載されています。

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私のお気に入りは5話(1巻)で登場するこちら!

ロコモコフローズンヨーグルトです。

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この2つは簡単すぎて今でもよく作ります。

過去に撮った写真が残っていたので載せておきます。

野菜は心に余裕があれば。笑

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このレシピをきっかけにヨーグルトは絶対に凍らせて食べるようになりました。

プリンも凍らせて食べるのが好きです!

 

ちなみに『ポケットなかよし』時代にもレシピが載っていたみたいです。

ピーナッツバター+バナナのサンドイッチのレシピが人気だったようで、Twitterでもつぶやいている人がチラホラいました。

 

『ほっぺにチューボー!』のレシピを見たいという人も多くいるみたいなのですが、単行本は絶版となっており、電子書籍もないんですよね…(;∀;)

ネットに出ている画像もほとんどなく、この記事のトップの表紙画像は手持ちのコミックスを撮りました。

電子書籍化されたらすごく売れると思うんだけどなぁ…

 

 

余談ですが、一カ月前にアイビスペイントをインストールしてみたんです。

インストール後なかなか使うタイミングがなかったのですが、この機会に5話のヤミーとホッペを描いてみました。

 

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私のデジタル絵の処女作です。笑

使い方がわからずとりあえずサイズもツールも初期設定のまま描きました。

 

慣れたら今後もブログ用に作品のイラストを描いてみようかしら…。

人物紹介で各キャラのイラストを入れられるようになりたいです。

 

ちなみに剛の友達のツンツン頭の男の子、登場率は高いのに名前は最後まで出てきませんでしたね。

果たして彼に名前はあったのでしょうか…。

 

最後に

 

「『ほっぺにチューボー!』、懐かしいなぁ~どんな話だっけ?」って思った人がこの記事にたどり着いてくれたら嬉しいです(*^^*)

 

先述の通り電子書籍化されていない貴重な作品なので、当時の別冊付録や単行本をお持ちの方はこれからも大切にしてほしいです…!

もし運よく見つけられた方は是非手に取ってみてください。

 

 

『てれぱり♥きっす』の感想

 

 

今回は『ちゃお』で連載していた『てれぱり♥きっす』について綴っていきます。

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『てれぱり♥きっす』はドタバタのラブコメディ

 

概要・あらすじ

・タイトル:てれぱり♥きっす

・作者:中原杏 先生

・掲載:ちゃお(2002年11月号~2003年1月号)

・単行本:全1巻

 

主人公・あかりはサッカー部のキャプテン・航に恋をしている。

ある日、航の蹴ったサッカーボールがあかりの頭に命中。

その衝撃であかりはキスした相手の気持ちがわかってしまう能力が目覚める…!

 

主な登場人物

・望月 あかり(もちづき あかり)

中学3年生。航に想いを寄せる。ボールがぶつかったことをきっかけに、キスした相手の気持ちがわかる「てれぱり能力」が使えるようになる。

・高梨 航(たかなし わたる)

中学3年生。サッカー部のキャプテン。女の子に人気だが、誰に対しても無口でぶっきらぼう

・吉村 皐月(よしむら さつき)

あかりの後にサッカー部のマネージャーとして入部。美人で仕事もできる。最初はあかりのライバルと思われたが…。

 

『てれぱり♥きっす』の感想

 

私が初めて読んだ中原杏先生の作品です。

 

当時の『ちゃお』の表紙も中原先生で、とにかく「絵が丁寧でキレイ!」という印象でした。 

先日、久しぶりにちゃおを買ったという内容のブログでも書いたのですが(7月現在でも引き続き買っております)、中原先生の絵柄の変化っぷりに本当にびっくりしました!

 

こちらが『てれぱり♥きっす』の男子キャラ。

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こちらが最新作『はるお嬢様、恋のお時間です!』の男子キャラ。

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見比べると明らかに男子キャラが幼くなっている…!(@_@)

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2000年代の中原先生を知る者としては『てれぱり♥きっす』『いじわるらぶ♥デビル』『オトナになるもん!』あたりの絵柄がしっくりきます。

代表作の『きらりん☆レボリューション』でさえも男子キャラはちょっと幼くなったなぁと思っていました。

 

でも、最新の絵柄のほうが今のちゃおっ娘ウケがいいのかもしれないですね。

今のちゃお作家さんはゆるふわな感じの可愛い絵柄の方が多い印象です。

 

さてさて、ストーリーのほうですが。

 

「キスした相手の気持ちがわかるようになる」という「てれぱり能力」。

これは相手の肩や背中でもOK。

なんなら人じゃなくてもいいのです。

第1話で航くんのジャージにキスをして、そこからそのジャージと恋バナするくらい仲良くなってるのがおもしろいです。笑

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あかりは航くんの気持ちを探るべく、サッカー部のマネージャーとなって航くんにキスをする機会を伺い奮闘します。

ぶつかるフリしてさりげなく背中とかにキスしちゃえばいいのに、意地でも航くんの唇にキスしようとするあかり。笑

 

はたから見てあかりの行動は怪しすぎるのですが、航くんは何も気にならない様子。

物語の前半まではあかりの好意にすら気付きません。

 

そんな中、サッカー部に新しいマネージャーの吉村さんが入部。

吉村さんは周りがざわつくほどの美人で、あかりとは正反対のスマートな仕事っぷりを見せます。

吉村さんは航くんに好意を抱いているようで、「こんな完璧な人に私が勝てるわけがない」と落ち込むあかり…。

そんなあかりに航くんは「望月はなんでも一生懸命やってるいいマネージャーだと思う」と言って頭を優しく撫でます。

 

中学生男子が!女子の!頭を撫でますかね!!!
モテ男のすることですよ これは!!!

 

ある日、吉村さんの腕にキスをしたあかりは、吉村さんが告白をしようとしていることを知ります。

あかりは吉村さんの告白を阻止するために航くんを部室の外に連れ出そうとしますが、吉村さんが部室の電気を消してしまい真っ暗に。

 

暗闇の中、あかりは何者かに後ろからぎゅっと抱きつかれます。

あかりは困惑しますが、部員の一人が電気を点けた瞬間。

 

そこにはうっとりとした表情であかりに抱き締める吉村さんの姿がありました。

電気が点いたことに気付いた吉村さんはすぐにあかりから離れますが、何人もの部員にその姿を見られ、言い逃れができなくなったのか

 

「そうよ!私はちっちゃくて可愛いあかりちゃんが好き!」

「あかりちゃんに一目惚れしてサッカー部に入ったの!!」

 

と告白。

 

これを読んだ当時の私は、吉村さんは航くんが好きで、間違えてあかりに抱きついてしまい、その場をごまかすために「あかりちゃんが好き」と言ったのだと思っていました。

でもあかりが抱きついてきた吉村さんの腕にキスした際、吉村さんは「男なんかに渡してたまるもんですか!」って言っていたので(心の声)、本当にあかりが好きだったのですね。

大人になって読み返してちゃんと理解しました。笑

 

 

その後なんだかんだあり、あかりの「てれぱり能力」は航くんにバレてしまいます。

「てれぱり能力」を使って自分の気持ちを読もうとしたあかり。

そんなあかりに航くんは静かに怒ります。

 

あかりは「相手の気持ちを知る前に自分の気持ちを伝えなきゃ」と思い直し、航くんに告白します。

チカラに頼らず自分の気持ちを伝えてくれたあかりに、航くんは「これがオレの気持ち」と言ってキスで応えてくれました。

 

中学生男子が!告白に対して!キスでお返ししますかね!!!
またしてもモテ男のすることですよ これは!!!

 

こんな感じで二人は無事に両想いになることができ、連載が終了します。

 

連載終了後、『ChuChu』に掲載された番外編では高校生になったあかりと航くんのストーリーが描かれました。(コミックに収録されています!)

『ちゃお』本誌では3回連載だったということもあって、航くんのあかりに対する気持ちがわかるシーンが少ないまま終わってしまった印象だったんですよね。

 

でもこの番外編ではあかりに好意を寄せる男子キャラが出てきたおかげで、航くんのあかりに対する思いが少しだけ見えるようになります!

この番外編があってこそ航くんの気持ちがちゃんとわかるので、当時『ちゃお』本誌でしか読んでいなかった人は是非コミックの番外編も読んでいただきたい…!

 

 

あかりが自分の気持ちのままに行動するキャラなので、クールな航くんが相対的にミステリアスなキャラに思えます。

中原先生自身も、航くんは最初から最後までよくわからないキャラだったと漏らしていました。笑

 

でもそんな航くん、あかりの「てれぱり能力」が生まれるきっかけとなった事故のお見舞いとして、あかりにマニキュアをプレゼントするんですよね。

 

中学生男子が!女子に!マニキュアを贈りますかね!!!

最初から最後までモテ男のすることしかしない!!!
 

ちなみにこのマニキュアは次号のちゃおの付録になってました。

コスメ系の付録があると小学生はテンションが上がるんですよねぇ(*'ω'*)

 

最後に

 

『てれぱり♥きっす』はデビューから約2年後の作品なので、個人的には中原先生の絵柄が確立されてきた時期だと思っています。

この作品を読んだことがない人は、『きらりん☆レボリューション』や『にじいろ☆プリズムガール』、『恋して!るなKISS』などとの絵柄の違いも楽しみながら読めるのではないでしょうか…!

 

気になった方は是非読んでみてください!

 

 

『いけない♥ナビゲーション』の感想

 

 

今回は『ちゃお』で連載していた『いけない♥ナビゲーション』(以下『いけ♥ナビ』)について綴っていきます。

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『いけ♥ナビ』は未来的ラブストーリー

 

概要・あらすじ

・タイトル:いけない♥ナビゲーション

・作者:八神千歳 先生

・掲載:ちゃお(2003年7月号~2003年12月号)

・単行本:全2巻

 

主人公のまいは素敵な恋に憧れる中学生。

ある日、友達から「♡にナビゲーション」というメールが届くと運命の赤い糸で結ばれた相手に出会えるというウワサを聞いたまい。

その当日、まいのケータイにウワサのメールが届き、ケータイから男の子が出現!

その男の子・ミナトはまいの願いを叶えるために未来からダウンロードされてきたという。

ミナトはまいのことを「運命の相手だ」と言って強引に迫ってくるけど…!? 

 

主な登場人物

・望月 まい(もちづき まい)

中学2年生。素敵な恋がしたい元気な女の子。お団子ヘアがトレードマーク。プール恐怖症。

・ミナト

15歳。未来からやってきた。まいが運命の相手だと信じている。

・御園 華恋(みその かれん)

中学2年生。学年一の美少女。ミナトに恋をし、まいに嫌がらせをする。

・カイト

15歳。未来からやってきた華恋の運命の相手。関西弁を話す。女好き。

 

『いけ♥ナビ』の思い出

 

『いけ♥ナビ』は2003年7月号からスタートした、ヤガミン(八神先生)初の半年連載作品です。

 ちなみに私が『ちゃお』『ちゃおデラックス』を読んでいた頃に連載されていたヤガミン作品はコチラ。

 

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ヤガミン作品で有名な『オレ様キングダム』が連載された頃には『ちゃお』本誌を卒業していたので、大人になってからコミックスで読みました。

どの作品も好きなのですが、私はこの中でも『いけ♥ナビ』がいちばん印象に残っています。

 

話の中でミナトがまいに選んだハートのヘアピンが『ちゃお』の付録についていて、それをすごく気に入っていたからという理由もあるかもしれません。

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応募者全員サービスでも『いけ♥ナビ』のお泊まりセットなんかを注文していました。

 

『いけ♥ナビ』の感想

 

現代に生きるまいと未来から来たミナト。

『いけ♥ナビ』は、別の世界に生きる二人が時を超えて結ばれるストーリーです。

 

唐突に現れたミナトからの一方的なアプローチに戸惑いながらも、徐々に彼を受け入れていくまい。

まいは最初は「恋愛は一方的なものではなくお互いを思いやるもの」と考えてミナトを拒んでいましたが、あんなカッコいい男の子に「運命の相手だ」と言われ続けて好きにならない女の子はいないでしょう…。

 

まいを敵視してミナトとの仲を邪魔する華恋ちゃんはいい噛ませ犬です。

華恋ちゃんがまいに何か嫌がらせをするたびに、どんどんまいとミナトの関係は深まっていきます。笑

1巻の後半では華恋ちゃんの悪事にカイトも参戦。

でも、華恋ちゃんもカイトもどこか憎めなくて嫌いになれないキャラクターです…!

 

ヤガミン作品の魅力はキャラクターと絵柄だと思っています。

初期のヤガミン作品の男の子はガシッとカッコよく!女の子はむちっと可愛く!って感じですよね。

 

八神先生が描く男の子にはどうしてあんなに色気があるのでしょうか。

ヤガミン作品の男の子が初恋だったっていう人もいそう。笑

私も八神先生のおかげで(?)少し面食いになりました。

 

大人になって読み返してみたとき、ミナトは若い頃の山Pに似てるな~って思ったんです(・ω・)

読者からも「ミナトのモデルは山Pですか!?」という声があったみたいなのですが、八神先生は山Pをモデルにしたわけではないらしいです。

個人的にカイトはジャニーズWESTの桐山くんに似てるかも…?

 

ストーリーにはところどころ(というか第1話から)少しエッチな要素もあって、当時小学生だった私には刺激が強かったです。

というか、キスシーンが多いだけで「エッチだ!」と思っていたんでしょうね…あの頃はピュアだった…。

 

ミナト「まいのカラダってやわらかいな…触れててスゲェ気持ちいい…」

ミナト「この女のコは俺にしか幸せにできないって思ったんだ」

ミナト「まいとのキスはとろけるほど甘くて気持ちいいぜ」

 

そのセリフたちのほうがとろけるほど甘いぜ…。

15歳が言うセリフじゃないぜ…。

王道なラブストーリーではないのですが、ミナトの言動にしっかりとドキドキさせられる作品です。笑

 

『いけ♥ナビ』は1巻で一旦完結しますが、2巻ではまいとミナトの関係の発展に注目です。

新たに未来からやってくる人物もいて、はちゃめちゃな展開になります。

ちゃおデラックス』に掲載されたカイトの番外編も収録されていますよ~。

 

 

最後に

 

『いけ♥ナビ』ではケータイ(ガラケー)を通して物語が進んでいきます。

ミナトがまいのもとに現れたのもケータイから。

その後の話の中でもケータイから服や物をダウンロードしたり、人を転送したり…とにかくケータイが大活躍です。

 

当時『ちゃお』の中でも現代的なテーマの作品だったんだろうなぁと思います。

ミナトは今だったらスマホのアプリから登場するのかな…?

 

私は『いけ♥ナビ』を見て親に「早くケータイほしい!」と言っていました。

自分の運命の相手もケータイから召喚されると思っていたのですかね。

実際に持たせてもらえたのは中学生からでした。

もちろん運命の相手は召喚されませんでした。

 

現役で『ちゃお』で活躍されている八神先生。

今でも変わらずにカッコいい男の子と可愛い女の子を描き続けています。

これからも大好きです!

 

 

実家に残っていた付録や懐かしいアイテムなど…

 

 

先日実家でたまごっちを発見したことを記事にしたのですが、それ以外にもいろいろと懐かしいものを発見したので写真を載せていこうと思います。

 

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私は三姉妹で、一人ずつ『ちゃお、』『なかよし』『りぼん』を読んでいました。

見つけたのは主にこれらの少女マンガの付録です。

雑誌ごと古い順に載せていきます!

 

『ちゃお』の付録

 

天音 エンジェルミラー

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2003年2月号の付録です。

当時たくさん使いすぎて蓋が閉まりません。笑

『エンジェルハント』の付録はデザイン性が高くて大好きでした。

クロスのネックレスとハートのバングルも残っててほしかった~!

 

ミルモでポン!、プリンセスVer.1 ちゃお400号記念 ドラマCD

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2003年9月号の付録です。

ミルモでポン!』は「ミルモ、真夏の忘れもの」、『プリンセスVer.1』は「ドキドキおふろ大作戦!?」が収録されています。

声優に詳しくない私でもお名前がわかるくらい、『プリわん』のキャストさんは豪華です…!

また、『ちゃお』400号記念の付録ということで、当時『ちゃお』で活躍していたマンガ家さんたちのメッセージも収録されています。

 

きらりん☆レボリューション スーパークリアラメBOX

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2005年2月号の付録です。

当時ビーズアクセサリー作りにハマっていて、ビーズやテグスなどを入れていました。

このボックスは鍵付きなのですが、鍵は見つかりませんでした…どこかにあるはず…。

 

チャーム+エンジェル キューティーレモンペットボトルホルダー

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2006年5月号の付録です。

お出掛けのときに使ってました!

 

ちゃおオリジナルスペシャルカード オシャレ魔女ラブandベリー しとやかドレス

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2006年5月号の付録です。

当時、妹と『ラブandベリー』にドハマりしていました~!

カードの裏面に名前を書く欄があるのですが、勝手に妹に名前を書かれてケンカした覚えがあります。

 

ちゃおオリジナルスペシャルカード オシャレ魔女ラブandベリーニーチェックアロハ

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2007年5月号の付録です。

こちらのカードにも妹の名前が書かれています…。

 

めちゃモテ委員長 ちゃお限定 めちゃモテ☆コレクション モテテクカード

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こちらは何月号の付録かわかりませんでした(付録だったかどうかも曖昧…)。

子ども時代のカードゲームといえば『ラブベリ』『めちゃモテ委員長』『きら☆レボ』でしたが、私は『ラブベリ』だけに熱中していましたね。

 

『なかよし』の付録

 

ママコレ ハートキーホルダー

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こちらは2006年1月号の付録、『ママコレ』のベビーコインポーチに付いているカラビナです。

ポーチ本体は見つからず、なぜか付属のカラビナだけが残っていました。笑

 

オレンジ・プラネット キラ☆ラメ メタリックウォレット

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2006年12月号の付録です。

こちらはお姉ちゃんが使っていました。

汚れすぎ…!もっと大事にしてほしかった…!

 

しゅごキャラ! キラキラ★スウィート缶ペンケース

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2007年4月号の付録です。

こちらもお姉ちゃんが使っていました。

この頃は毎号と言っていいほど『しゅごキャラ!』の付録が付いていた気がします。

作品の人気さがうかがえますね。

 

かみちゃまかりんchu スウィート★プク×2 缶ケース

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2007年9月号の付録です。

こちらは今でも現役で年賀状とポストカード入れとして使っています!

 

しゅごキャラ! しゅごカワ!ビッグ☆ペンポーチ

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2008年4月号の付録です。

色付きペンや香り付きペンを入れるのに使っていました。

かなりボロボロ…!

 

サファイア リボンの騎士 スター☆バインダー

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2008年10月号の付録です。

あまり使った記憶がないです…。

個人的に花森ぴんく先生といえば『ぴちぴちピッチ』と『ゆめゆめ☆ゆうゆう』の印象が強め。

 

妖界ナビ・ルナ クリアハートネックレス

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2009年9月号の付録です。

お姉ちゃんがランドセルに付けてたかな?

菊田みちよ先生の作品では『まもって!ロリポップ』が大好きでした。

サンとフォルテも好きだし、ゴウとロッカも好きだし、七瀬と八雲も好きだし…選べない!!

 

しゅごキャラ! BIGフルーツボールペン☆

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2010年1月号の付録です。

壊れています。笑

当時相当使い込んだのでしょう…。

 

しゅごキャラ! ダイヤのレンチキュラーカード

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こちらはいつの付録かわかりませんでした。

角度によってダイヤとしゅごたまが見えるレンチキュラーカードです。

 

『りぼん』の付録

 

りぼんハッピーバインダー

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2007年2月号の付録です。 

チョコミミ』『ロッキン☆ヘブン』『青空ポップ』『紳士同盟クロス†』のデザインが入っています。

妹がシール帳として使っていました。

 

チョコレートコスモス シャイニー☆ハッピー☆ポーチ

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2008年2月号の付録です。

『チョココス』懐かしい~!

妹がDSを入れるのに使っていたような…?

 

そのほかの懐かしアイテム

 

ちゃおスララ

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てっきり処分したと思っていた『ちゃおスララ』…見つけたとき感動しました…!

私が使っていたのは『ちゃおスララ3』と『ちゃおスララ5 DX』です。

お手本イラストも頑張って探せば見つかるかも…?

こちらはTwitterでも写真を載せています!

 

オシャレ魔女♥ラブandベリー

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ラブベリ』のカードとDSです。

妹がちゃんと残しておいてくれていました…!

しかし肝心のDSソフトがなかったので、ソフトのみ中古で購入予定です。笑

こちらもTwitterで写真を載せています。

 

トワールバトン

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『ちゃお』で連載していた『未来♥Pureボイス』でおはガールの主人公がバトンを使っているのを見て、羨ましくなって買ってもらったんだと思います。

ちなみに田舎で『おはガール』の番組は映らなかったので観たことはありません。笑

 

最後に

 

今回実家で見つけた懐かしいアイテムはひとまず以上です!

姉や妹の部屋、屋根裏部屋も探したらもう少し何か見つかるかもしれません。

 

『ちゃお』と『なかよし』は2002年から、『りぼん』は2006年から読んでいたのですが、見つけた付録はわりと新しめの時期のものばかり。

古い付録はもっと探さないと発掘できなさそうです。

 

私は20代の折り返しに突入したのですが、これらの付録は20代前半の人のほうが「ああ~!!」ってなるアイテムが多いかもしれません。

この記事を読んだ人と懐かしい気持ちを共有できたら嬉しいです! 

 

2004年製のたまごっちを2021年に動かしてみた

 

 

今年のGWは家庭の事情があり、久々に実家に戻ってまいりました。

混雑を避けるためGWよりだいぶ前に、そして早朝の移動で帰省しました。

 

帰省したとはいえ、このご時世ですしとくに出掛ける用事もないので…

何か懐かしいものでもないかな~と思い、実家を少し捜索してみました。

 

すると……

 

私が小学生のときに遊んでいた『たまごっち』を発見!

しかし電池切れで画面はまっさらです。

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裏面には©BANDAI2004とあります。

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バンダイのホームページを調べたら商品情報が載っていました。

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商品名

祝ケータイかいツー!たまごっちプラス 赤いシリーズ りんごれっど

 

発売・価格

2005年8月下旬

2,750円(税込)

 

商品説明

ケーたまの液晶が赤くなった!キャラクターはもちろんごはんやおやつも赤くなりました!さらにゲームもリニューアル。遊び方やお世話の内容は「祝ケータイかいツー!たまごっちプラス」と同じです。そんな“赤たま”に新色『りんごれっど』が新登場。同時発売の『りんごシャーベット』『ちゃおたまR(れっど)』もよろしくね。

 

 

…ここで思い出しました。

当時はこの『ちゃお』とのコラボのたまごっち『ちゃおたまR』が欲しかったんだ!!!

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私の地元にはおもちゃ屋さんがありません。

そのためお父さんに車で一時間くらいかかる街のおもちゃ屋さんまで連れていってもらったのですが、目当ての『ちゃおたまR』が見つからず、泣く泣くこの『りんごれっど』を買ったのでした。

まぁこの苦い経験も今となっては良い思い出…。

 

さてさて本題です。

この15年以上前のたまごっちも電池交換すれば動くのではないかと思い、翌日に買ってきた電池を入れてみると……

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ピ───ッ

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動いた!!

たまごがいる!!

わあああああい!!!

 

どれかボタン押さないと産まれないんだっけ?

とりあえずテキトーにボタンを押す私。

 

ボタンを押した感覚は「へこへこ」という感じ。

あれ?こんなんだっけ?

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必死にボタンを押す私。

画面は何も起こらない。

 

あかん。操作の仕方がわからん。

思い出せない。

 

反応しないたまごっちに少し焦りを感じながら、爪でボタンをぎゅーっと押し込んでみる。

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ピッ

 

「!?」

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日付と時間の設定画面が出てきた!

動いた!よかった!!!

 

しかし操作方法がわからない私。

「たまごっち 操作方法」でググります。

 

バンダイのホームページから最新のたまごっちの説明書をダウンロードできました。

古いたまごっちも新しいたまごっちも基本操作は同じみたいです。

 

たまごっちのボタンは左から

A→選択

B→決定

C→戻る

となっています。

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このボタンの法則さえわかっていればあとは簡単!

日付と時間を設定して、次は誕生日。

誕生日になると何か起きるんだっけ…?

 

ひとまず普通に自分の誕生日を入力。

Bボタンを押すと……

 

ピ…ピピ…

パァ───ン!!!

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産まれた~!

元気な男の子ですよ!!

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さて、この子に名前を付けなくては。

なんの面白みもないですが、黒い子なので「あずき」と名付けました。

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名前には記号が使えるので、当時は「♪あずき♪」とか「★あずき★」とか、無駄に名前を記号で囲んだ名前を付けてたなぁ。

 

さあ。あずきの人生がスタートです。

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上下のメニューを一通りチェック。

上段は左から「健康状態」「ごはん」「トイレ」「運動」「通信」

下段は左から「コミュニケーション」「治療」「電気」「管理」

といった感じでしょうか。

 

とりあえず空腹状態なのでごはんをあげてみる。

ああ~懐かしいなぁ この感じ。

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しばらくすると……

病気になった!

ついでに💩した!!

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病気を治して💩も流してあげました。

そしてまたしばらくすると……

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あれ、もう寝た!?

赤ちゃんだから寝るの早いのかな?

電気を消しておやすみなさい。

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……10分後。

たまごっちに呼ばれる。

寝るのも早ければ起きるのも早い…!

 

はいはい泣かないの~。

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なでてあげたら喜びました。

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その後も献身的にごはんやおやつをあげて、トイレも流してあげていたのですが……

飼い主(私)がトイレに行ってる間に進化していました。

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あれ?白い子になっちゃった。

あずき要素なくなっちゃった…('ω')

 

その後も成長を続け、翌日にはくちぱっちのような姿に…。

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運動(ミニゲーム)もちゃんとやりますよ~。

💩をゴミ箱に入れるゲーム、手紙をポストに入れるゲーム、水泳の順位を当てるゲームの3つが用意されています。

爪でボタンを強く押さないと反応しないので非常に疲れました…。

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17時。おじっちの訪問販売がキタ!!!懐かしい…!

よくわからないものを150ごっちポイントで勧めてきました。

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「買わない」を選択すると、露骨に不機嫌な顔で帰っていきました。

また来てね。

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昔は友達と交換するためにアイテムを買ってたんだっけかな…?

 

このたまごっちは「祝ケータイかいツー!」とあるように、ガラケーと赤外線通信ができる仕様になっています。

今はガラケーも使えないし、たまごっちをやっている友達もいないので、通信機能が利用できないのは残念。

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当時は姉や友達もたまごっちを持っていたので、たくさん通信したりゲームしたりして遊びました。

ちなみに当時の私はたまごっち3台持ち。(ドヤ)

学校に行っている間はお世話ができないので、帰ってきてたまごっちを見ると💩まみれか病気になってるかお亡くなりになっているかでしたが…。

それでも子どもなりに大事に育てていたことは覚えています。

 

16年の時を経てリセットされ、この中のたまごっちは一代目となってしまいましたが、思い出はたくさん詰まっています。

今日もうちの子は元気です。

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どこまで成長するのか、どんな姿になっていくのか、まだ思い出せないことが多いのですが…しばらくの間は愛情を込めて育てていこうと思います。

成長過程はTwitterにちょこちょこ載せようかしら。

 

余談ですが、今のたまごっちって鬼滅やエヴァのバージョンがあるんですね。

トレンドを取り入れながら進化していくたまごっち、すごいなぁ。

 

 

 

『くのいち生徒会 こいき七変化!!』の感想

 

 

今回は『ちゃお』で連載していた『くのいち生徒会 こいき七変化!!』(以下『こいき七変化』)について綴っていきます。

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『こいき七変化』は能力者の集まりのお話

 

概要・あらすじ

・タイトル:くのいち生徒会 こいき七変化!!

・作者:もりちかこ 先生

・掲載:ちゃお(2002年7月号~2002年12月号、2003年2月号~2003年7月号、2003年10月号~2004年3月号)

・単行本:全4巻

 

主人公のこいきは超お嬢様学校・私立地神女子学園の生徒会長で、氏巻男子中学校の遼太郎に恋をしている。

こいき、千里、みのり、弥生の4人の生徒会メンバー全員は、世界に10しかないと言われる不思議なまが玉を持つ能力者たち。

夏休みに差し掛かる頃、こいきたちは学園長に「どんな願いも叶えられる宝を探せ」と言われる。

自分たちの願いを叶えるため、言われるがままに自分たちの能力を使いながら宝探しを始めるが…。

 

主な登場人物

☆乙女七変化

・服部 こいき(はっとり こいき)

私立地神女子学園の生徒会長。能力は忍者で乙女のリーダー。明るく元気な女の子で、遼太郎のことが大好き。宝への願いは「遼太郎と両想いになること」。

・出雲 千里(いずも せんり)

生徒会副会長で能力は侍。中世的なルックスと男勝りな性格で、女子生徒からの人気も高い。宝への願いは「日本一強くなること」。

・真田 みのり(さなだ みのり)

生徒会会計で能力はあやつり師。笛(フルート)の音で他人を操ることができる。金目のものが好き。宝への願いは「大金持ちになること」。

・斎賀 弥生(さいが やよい)

生徒会書記で能力は発明家。学園始まって以来の才女で、発明と研究が趣味。宝への願いは「研究所を作ること」。

・新倉 みり(にいくら みり)

関西弁を話す小学生。まが玉を集めるために小学校に潜入したこいきたちと出会い、霊能者としての力が開花する。

☆艶若衆七変化

・藤林 遼太郎(ふじばやし りょうたろう)

氏巻男子中学校生徒会長。能力は忍者で艷若衆のリーダー。絶滅状態の忍の里を守るために宝を探しており、乙女とは敵同士だった。のちにこいきの彼氏になる。

・国見 虎之助(くにみ とらのすけ

生徒会副会長で能力は侍。鼻が利き、匂いで女の子の存在を識別できる。

・晴間 響(はるま きょう)

生徒会書記で能力はあやつり師。童顔で小学生のような外見。みりと同じように霊感を持つ。

・紀之国 鋲吾(きのくに ひょうご)

生徒会会計で能力は空手家&アイデアマン。弥生に一目惚れし幾度となくアタックするも、弥生からは「暑苦しい」と毛嫌いされる。

 

『こいき七変化』の感想

 

当時の私は“こいき”の意味がわからなくて「変わった名前だな~」と思っていたのですが、成長して読み返したときに“こいき”=“小粋”だと知って「めっちゃ小粋な名前!」となりました。笑

あと“艶若衆”っていうオシャレなネーミングってどうしたら思い付くのでしょうか。

マンガ家さんのセンスってすごいですよね。

 

もり先生の作品は『スパーク!!ララナギはりけ~ん』や『チャームエンジェル』のイメージが強い人が多いかもしれませんが、私個人としては『ちゃお』を読み始めたときに連載されていた『こいき七変化』が印象深いです。

また、当時もり先生は『こいき七変化』と一緒に『ミニモニ。』のマンガも連載されていました。

この連載期間、すごく大変だっただろうなぁ…。

 

もり先生はギャグとシリアスのギャップがある作風が魅力ですよね。

『ララナギ』はもり先生自身も「ヨゴレマンガ」と発言するくらいギャグに振り切っていて爽快!

対して『チャームエンジェル』は主人公の暗い過去もあり、どの作品よりもシリアスシーンが重め。

『こいき七変化』はギャグ、シリアス、恋愛のバランスがいい作品だと思っています。

 

本作は全4巻ですが、全体の構成は3部に分けられています。

1巻は話の導入にあたるのでギャグ要素が多め。

初期の変身シーンは生着替えです。笑

2巻では洗脳されたみのりとの仲間割れを経ての友情ストーリー。

3巻と4巻では遼太郎のお父さんが障害となるこいきと遼太郎の恋愛、そして家族のストーリーになります。

 

私は遼太郎の幼なじみの百地(ももち)が登場する2巻が好きです。

百地は遼太郎に対して憎しみを持っており、遼太郎を傷つけるためにこいきにちょっかいを出します。

さらには、遼太郎に対する小さな恋心を抱くみのりを洗脳。

百地に付け入れられたみのりはどんどん心を黒く染め、こいきが百地を好きになるような術をかけたり、憎しみからこいきの首を絞めたり…。

 

半笑いでこいきの首を絞めるみのりの姿は当時とても衝撃的でした。

少女マンガなのに顔が怖い!!

 

その後は乙女・艶若衆の頑張りとこいきの真っ直ぐな心で無事にみのりの洗脳は解け、こいきとみのりは友達に戻ることができます。

 

3巻に入ると、こいきと遼太郎の恋が少し大人な方向に発展していきます。

中学生なのに大人の姿に変身して二人で高級ホテルに入る…というシーンは子どもながらにドキドキしました。

遼太郎は真面目で大人しそうに見えますが、本人いわくオープンエッチとのこと^^

 

『こいき七変化』はとにかく一人一人のキャラが濃いのが魅力!

私のお気に入りのキャラは癒しの弥生ちゃん。

弥生と鋲吾のカップル(?)が好きです。

 

こいき・遼太郎カップル以外の恋愛ストーリーは3巻と4巻に収録されています。

大波乱を起こしたみのりと百地も…ウフフ。

私は響とみりはくっつくのかと思っていたのですが、もり先生自身はしっくりこなかったとのこと…。

 

 

『こいき七変化』の思い出

 

マンガの内容と直接は関係ないのですが、当時私が持っていたこいきのグッズをネットの画像をお借りして紹介します。

 

まずは付録のバンダナ。

こちらは実家のタンスの中にまだあるはず!

給食がない日、お弁当箱を包むのに使っていました。

この付録の号の扉絵がカウガール風で可愛かったんですよね~。

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そしてこちらは応募者全員サービス。

中身の画像が見つけられなかったのですが…下の『ビューティーポップ』の画像と同じヘアアクセサリーたちが入っていました。

こいきのポーチはペンケースとして使っていたのですが、ペンのインクが漏れて汚くなってしまい、かなりショックを受けた覚えがあります。

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ここで私の小学生の頃の思い出をひとつ…。

私の小学校では、夏休みの工作アイテムをカタログから注文するシステムでした。

その中に「まが玉作りキット」があり、私は迷わずそれを注文!

こんな感じのキットです。

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出典:学校教材販売のエコールNET

 

こいきたちが持ってるような丸くて可愛いまが玉が欲しくて頑張って作ったのですが…石をゴリゴリ削るのが本当に大変だったんです。

完成品はなんとも言えない仕上がりになりました。笑

丸みもないし重いし、遠目から見たらホイッスルみたいだし…。 

 

それでも当時はこいきたちと同じまが玉を持てるだけで嬉しかったです。

私だけが覚えている特別な思い出…( ˘ω˘ )

 

【追記】

まが玉を実家にて発見しました!

写真はTwitterに載せています。

 

あとはこちらの「ちゃおスララ」。

簡単に写し絵が描けるアイテムなのですが、私はこれでこいきと天音(『エンジェル♥ハント』)ばかり描いていました~。

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当時もり先生の絵柄がすごく好きでした。

『こいき七変化 』は表紙や扉絵が和テイストのデザインが多くて可愛かったなぁ。

 

あと、もり先生の女の子っていい感じにむっちりしているんですよね。

『極上!!めちゃモテ委員長』のにしむら先生や『きらりん☆レボリューション』の中原先生たちが描くような細くて華奢な女の子も好きですが、もり先生の描く女の子らしい体型はとても魅力的です。

こいきは肉ダンゴと呼ばれる体型の設定なので、ほかの作品よりむちむち度は高いのかもしれませんが。笑

 

最後に

 

マンガの感想より思い出話のほうが多くなってしまいました('_')

 

この作品は根強いファンが多いようです。

もり先生の作品のコスプレ衣装を作っているレイヤーさんもいるみたいで、もり先生のpixivにはこいきたちの衣装についても詳しく載っています。

 

乙女と艶若衆が揃うと戦隊モノっぽい雰囲気もあるし、当時アニメ化していたらどのキャラも人気が出ていそうだな~と思います。

1巻の最終話の乙女・艶若衆の見開きの絵が圧巻。

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私の中では「忍者をテーマにした少女マンガ」といえば永遠に『こいき七変化』です!

 

 

 

『ブリリアントな魔法』の感想

 

 

今回は『ちゃお』で連載していた『ブリリアントな魔法』(以下『ブリマジ』)について綴っていきます。

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『ブリマジ』はメイクで変わる女の子のお話

 

概要・あらすじ

・タイトル:ブリリアントな魔法

・作者:宮脇ゆきの 先生

・掲載:ちゃお(2001年6月号~2001年11月号、2002年2月号~2003年1月号)

・単行本:全3巻

 

主人公の美月は年齢よりも幼く見られることが悩み。

15歳の高校生にもかかわらず、小学生に間違われることも。

ある日、美月は街でかっこいい男の子に「モデルをやらないか?」と声を掛けられ、ヘアメイクで憧れの大人っぽい女の子に変身。

 

美月を変身させてくれたのは同級生の淳希だった。

そして美月は淳希の手によって変身した「メイ」の姿で、淳希の姉のショップのイメージモデルを務めることに。

美月は「メイ」の姿でアイドルの響と出会い、その後お互いに惹かれていくが……。

 

主な登場人物

・藤川美月(ふじかわ みつき)

15歳の高校1年生。友達には「どんぐりまなこ」「まぁるいほっぺ」「くるくるヘアー」「肉付きのよくない体」と言われ、街を歩けば小学生モデルにスカウトされるほど幼いルックスを持つ。淳希のヘアメイクによって「メイ」に変身してモデル活動を行う。

・廣崎淳希(ひろさき あつき)

美月と同級生。学校では女嫌いの優等生として有名で、「氷の王子様(プリンス)」と呼ばれる。校外では美月のヘアメイクとして活動。

・真島響(ましま きょう)

雑誌にCMに活躍するアイドル。美月、淳希と同い年。「メイ」の正体を知らないまま仕事を共にし、次第に「メイ」に惹かれていく。

 

 

『ブリマジ』の感想

 

宮脇先生の絵柄もストーリーも、当時のちゃおの中ではだいぶ大人っぽかったですよね。

絵が綺麗で丁寧なので、読みやすさもあります。

 

「メイクで大人っぽくなる」って、女の子の憧れですよね…!

淳希が美月にメイクするシーンではコスメの絵が散りばめられていることが多いのですが、当時の私はこの表現が大好きでした。

 

メイクで変わった美月は本当に可愛いです。

もちろん素の美月も可愛いですが、物語の中で美月は切ない表情が多い印象。

メイは淳希や響くんの力によって引き出される明るさや心からの笑顔でより可愛く見えるのです!

 

『ブリマジ』の見どころはなんと言っても美月、淳希、響の三角関係。

個人的にはなんとなく淳希と結ばれるんだろうなという読みはあったのですが、宮脇先生はどちらとくっつくのか決めていない状態で描いていたみたいです。

美月がどちらを選ぶのかがわからない状況は、物語の終盤のほうまで続きます。

 

美月はグイグイな響くんに日に日に惹かれ、淳希は響くんに心を奪われる美月を静かに想い、響くんは愚直に美月に気持ちを伝えます。

美月のいないところで淳希と響くんが美月への想いをぶつけ合うシーンがあるのですが。

これ美月の立場だったらめちゃくちゃ嬉しいですよね。笑

 

美月が響くんを想っているとき、一緒に撮影した写真をカードケースに挟んで下敷きにしています。

これ私も小中学生のときにやったな~。笑

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最終的には「メイ」ではなく「美月」の姿を見つけてくれた響くんよりも、「美月」を「メイ」に変えてくれる淳希を選んだ美月。

 

淳希の気持ちを知らない美月は、片想いを覚悟して響くんに別れを告げます。

響くんは「想いの届かない奴なんかやめちまえよ」と言いますが、美月は「好きになってもらうために淳希のこと好きになったんじゃないから」と返します。

この言葉…小学生に間違われるような女の子が言えますか……。

 

私は淳希派なのですが、響くんとのサヨナラのシーンはちょっと心が痛みました。

美月が観覧車を降りたあとの響くんの虚ろな目……。

でもその後の響くんの淳希へのメッセージ!あんた漢だよ!!

 

最終回の美月と淳希が抱き合うシーン。

ここで映るのは主人公の美月ではなく、淳希の顔です。

そして「つかまえた」というセリフ。

これも美月ではなく、淳希のモノローグです。

あえて淳希側の表情と気持ちが描かれたこのシーン、本当に大好きです。

 

美月はその後 淳希とどうなったのかなぁ。

淳希はもう少し素直に美月に気持ちを伝えてほしいなぁ。

響くんが報われてほしいなぁ。

と思う人がいましたら!!

 

宮脇先生の1/2シリーズ④の『1/2セレモニー』には、三人のその後が描かれた番外編『セミスイートな魔法』と『ハーフビターな魔法』が収録されています。

ブリリアントな魔法』ファンの方はこちらもぜひ…!

 

でも響くんは自分が幸せになる前に民度の悪いファンを教育してくれ…!

私が初めて『ブリマジ』を読んだ話では、響くんのファンの女の子が美月に「とっとと消えな!」って言ってビンタしようとしているシーンがあって衝撃でした。笑

 

当時『ブリマジ』は連載途中から読み始めたので、私は美月とメイの関係性がよくわからず、完全なる別人だと思っていました。

小学生の私はあらすじを読まない子だったようで……。

連載終了後にコミックスを買って1から読みました。 

今でも大切に持っています。

 

ちなみにこの作品の連載中、宮脇先生は右手の負傷で休載を挟んでいます。

手術を乗り越えて作り上げた『ブリリアントな魔法』。

きっと宮脇先生的にも思い入れのある作品なのではないかと勝手に思っています…!

 

 

最後に

 

メイクで自分自身も人生が変わるという設定。

ファンタジーやミラクル的なものではないのでどこか親しみがあり、子どもの頃は『ブリマジ』を読んで「私もメイクしてみたい!」とずっと思っていました。

 

その後、中原杏先生の『オトナになるもん!』、あらいきよこ先生の『ビューティーポップ』、にしむらともこ先生の『極上!!めちゃモテ委員長』などを読んでさらにメイクしてみたい欲が高まりますが、結局メイクをちゃんとするようになったのは高校生からです。笑

 

今は当たり前にメイクする年齢になってしまいましたが、『ブリマジ』はメイクに憧れを抱いていた当時の気持ちを思い出させてくれる素敵な作品です。